こんにちは。相続総合支援センターです。
 
1月が終わりになると、確定申告の時期が近づいてきたと感じます。
余裕をもって申告を進めるため、資料の準備をそろそろ始めておくといいかもしれませんね。

 
今回は、生命保険について、以下の事例をお伝えします。
 
＜事例＞
先日、母が亡くなりました。母は生前、死亡保険に加入していると話していたのですが、保険会社
からの保険証券や郵便物なども見当たらず、通帳からの支払いも確認できません。
本当に死亡保険があるのかもどうかわからないのですが、どうしたらいいでしょう？
 

生命保険の被保険者が亡くなっても、契約上の保険金受取人が保険金を請求しなければ、保険金を
受け取ることはできません、しかし、保険証券や保険会社からの郵便物が見当たらず、通帳からの
支払いの確認ができないと、どこの保険会社に連絡していいのかわかりません。
 
そのようなときには、一般社団法人生命保険協会の「生命保険契約照会制度」の活用を検討して
みましょう。
照会には手数料（3,000円）がかかりますが、死亡時だけでなく、認知判断能力が低下している
ときや、災害時での死亡や行方不明時にも、対象者が契約者または被保険者となっている生命保険
契約の有無を確認してくれる制度です
 
生命保険に限らず、財産の存在事態があやふやなときは、亡くなった方が保有していた全財産を
把握するのは大変な時間と労力を必要とします。
生前のうちに、家族と話し合い、メモを残しておくなど、財産を明らかにしておくようにした
ほうがいいのかもしれません。

相続財産の探し方、把握の方法に関して相談したい方は、当センターへお気軽にご連絡ください。